『少女終末旅行』 最終回についての考察

み続けていた漫画が最終回を迎えると何とも言えない寂しさを感じますね。

本日もブログをご覧くださり誠にありがとうございます!静岡市清水区の整体院・ほぐし処くさなぎの野村です。

私が小さいころから好きだった娯楽の一つに漫画があります。

10代の頃は好きだったはずのゲームなどに比べて漫画だけはどうにも性に合っているようで未だに読み続けていたり。いつでも好きな時に止めれる手軽さもその一因なのかもしれません。

さてさて、今回ご紹介させて頂きますのはSF漫画『少女終末旅行』(つくみず著)。作品の絵柄と雰囲気が面白そうで表紙買いしたのですが、ついに最終巻!とのことで最終回についてを私なりに考察してみることにしました。

少女終末旅行とは!?

終末世界でふたりぼっちになってしまったチトとユーリは、愛車のケッテンクラートに乗って延々と広がる廃墟をあてもなくさまよう。

日々の食事さえも事欠く、明日の見えない毎日。だけどそんな「日常」も、ふたり一緒だと、どこか楽しげだったりもして……。

★掲載サイト「くらげバンチ」より転載

最終回はどんな内容だったのか!?

※以下ネタバレ注意です!

愛車「ケッテンクラート」を失ったチトとユーリ(以下、2人)は徒歩で廃墟をさまよい続ける。生きるために必要な装備の重量と雪降り積もる世界の寒さは徐々に2人の体力と気力を奪っていき・・・。

やがてたどり着いた長い螺旋階段を抜けるとそこには何もない荒野が広がっていた・・・。

絶望?それとも・・・?

行き着いた先に「何もなかった」ことを知った2人は茫然と立ち尽くしてしまいます。

絶望してしまいそうな状況ですが、不意に雪合戦が始まり・・・。

疲れた果てた2人の行き着いた境地は「生きるのは最高だったよね」という結論でした。

最果ての場所。そこに唯一あったのは・・・

荒野に存在していた唯一の人工物らしきもの「黒い石」

「それは?」

「ただの黒い石みたい」

「あるのは石だけか・・・」

そんな2人の会話が何とも言えない侘しさを感じさせます。

このモノリスのような謎の物体の正体は一体・・・?

ラストシーン

最後の食料を分け合って

「ねぇ・・・これからどうする?」

「さあね・・・」

「とりあえず食べて・・・」

「少し寝て・・・」

「それから考えよう」

そして身を寄せ合って眠りにつく・・・というラストシーンです。

2人がこの後どうなってしまったのかがわからないため、読者としては非常に気になるラストですね。

ファンたちの解釈

何やら置いてけぼりにされてしまったような空虚な気持ちになってしまうラストだったために、他の読者の方々がどんな印象を持ったのか軽くリサーチしてみました。

読者の方々のご感想・考察は以下のようなものです↓

●2人はあのまま凍死してしまった(2人が寝ていたであろう場所に雪が積もっている)

●フランダースの犬みたいな終わり方だと感じた。もう食糧もないし、屋上は何にもないしほぼ詰み

●どう頑張ってもこの後餓死か凍死が目に見えてるのにどこかゆるい終わり方でいい

など・・・。

基本的に2人はあの後に死んでしまったという見解が多いように感じました。

私なりの考察

ハッピーエンド好きの私ですので、ついそのようにラストを見たがってしまうのですが・・・私は2人がラストシーンで身を寄せた謎の「黒い石」「あとがき」にひとつの解釈のヒントがあるのでは?と考えました。

まず「あとがき」へと至る最後のページには作中では描写されていなかった「謎の文様」が浮かび上がっています。

この「謎の文様」ですが、ちょうど主人公の2人が眠りについたであろう背後の壁の中から露出しているのですね。

そして「あとがき」のイラスト。ご覧のように「植物に囲まれたフロア (草原?)」の中で2人がキョトンとしている姿が描写されています。

これ・・・果たして著者のつくみず先生がそこまで凝った仕掛けを好まれる方なのか判りませんが、ページを光に透かして見るとちょっと面白いことがわかるのです。判りやすいように画像調整で明瞭度を上げてみました↓

これ・・・2人が「謎の文様」があった場所を背にしているように見えるのですがいかがでしょうか?

私なりの考察ですが、実はあの「謎の文様」は「黒い石」の内部への入り口になっていて、中に入れるようになっていたんじゃないかなぁ・・と。

文様もよく見てみると「ドア」やら「鍵」やら、それっぽい図形が・・・(=入口?)。独特なサークル模様は「鍵穴」を彷彿とさせるし、サークルの中心に向かうラインはあたかも「ここへ鍵を挿せ」と指示しているかのようにも見えます。

また、2人がたたずんでいる場所(以下、麦畑)に茂っている植物を見れば「大麦or小麦」を思わせるような植物が茂っていることから、農園(=増やせる食料の貯蔵庫)ともとれます。

本作を通しての2人が直面していた大いなる課題の一つが「食料の確保」でしたが、こうして麦畑に至った2人はその課題をクリアできたんじゃないかなぁ・・・と。

元々この2人が旅をした理由は保護者だった「おじいさん」から「塔を上へ登りなさい」と指示されていたことでした。

「お前たち二人なら少ない食料で長く生きられる」。このおじいさんのセリフがどことなく「あとがき」で2人がたどり着いた麦畑の存在を示唆しているようにも思うのですがいかがでしょうか?

「旅の終着点でチトとユーリの二人が見たものは・・・」という単行本の帯のキャッチフレーズもきいてくるようですね。

私なりの考察 ~そして2人はどうしたか~

もし、私の考察が正しいのであれば2人は最大の課題であった食料の確保に悩まなくなることになります。

単行本2巻にも描写されていたのですが、2人の夢は「自分の好きなものを集めたマイルームを持つこと」でした。

食料に悩まなくて済むようになった2人はきっとその夢を実現し、安住の地を手に入れるのでしょうね。

最後に

そんなこんなで『少女終末旅行』、勝手ながらに私の希望を含めた考察をさせて頂きました。

私がこの作品に興味を持ったきっかけは大学の頃に後輩が貸してくれた漫画『BLAME!(ブラム)』に似た印象を持ったからなのですね。

『BLAME!(ブラム)』は過激なガンアクションがあったり、露骨な人死にが出たりと激しめの内容でしたが、『少女終末旅行』は相対的にまったりとした空気間の中、人類の終末という悲壮感のある世界を悲壮感少なく描写していたと思います。

願わくばチトとユーリの旅の終着点が安寧と楽しさに満ちたものでありますように。

あ・・・もう一つ願わくば公式で「ホッとできるような」後日談的ショートストーリーとか出してくれたら嬉しいですね(笑)

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