城南高校野球ヨガ

南高校ヨガ、ついにスタートです。

今回のヨガアジャストは城南静岡高等学校・野球部にお邪魔してきました!

城南静岡高等学校の野球部と言えば、やはり船川誠監督の存在でしょう!!!

数々の困難を乗り越え、数多の球児たちを甲子園へと送り込んできた名将が率いるチームという事もあり、気合を入れて臨ませて頂きました!!!

アスリート・ヨガの重要性

ヨガは疲労回復、関節可動域の向上、呼吸力のUP、コンセントレーションを養い、ゾーン体験へと至りやすくなる・・・などなど、一流のアスリートたちがこぞって取り入れているトレーニング・メソッドでもあります。

ヨガを鍛錬に取り入れているスポーツ選手を少しだけご紹介させて頂きます↓

●イチロー(野球選手)

●錦織圭(テニス選手)

●長友佑都(サッカー選手)

●キース・ミッチェル(アメリカンフットボール選手)

●アンディ・マリー(テニス選手)

●レブロン・ジェームズ(バスケットボール選手)

●ノバク・ジョコビッチ(テニス選手)

まずは屍のポーズからスタート

【屍のポーズ】とは安静仰臥位(あおむけ)の状態から意識と呼吸を研ぎ澄ましていく基本のポーズのひとつ。今回のアスリートヨガはこのポーズからスタートです。

不思議なことですが、日々の喧騒の中で【自分の呼吸に意識を集中する時間】というのは意外なほどありません(※座禅や瞑想をしている人は除く)。

即ち、このポーズこそが意識と呼吸を繋げる訓練のひとつでもあるのです。一見、何気ないポーズに見えますが、ヨガの鍛錬はもう始まっているのです。

呼吸力を養う

呼吸について少しお話させて頂きますが、生物にとって【呼吸】ほど重要なものはありません。

呼吸は細胞の活動に必要な生物の最も基本的な代謝行動であり、生命の維持にとっても非常に重要なポジションを占めています。

例えば30分食事や睡眠をとらなくても何の問題も起きませんが、30分呼吸をしなかったとしたらどうなるでしょうか?無論、死に至るわけです。

呼吸力を鍛錬する意味とは?

ヨガの呼吸法とは腹式呼吸(鼻で息を吸いながらお腹をふくらませ、吐く息でお腹をへこませる呼吸)です。

この腹式呼吸は副交感神経(身体がリラックスした際に優位になる神経)の働きを高めることができるため、腹式呼吸を覚醒時に意識的に行うことで、自分で自律神経のバランスをコントロールすることが可能になります!

それはトレーニング時の苦痛や、勝負時の精神的プレッシャーを打開し、闘志を取り戻すテクニックの一つとなるでしょう。

また、横隔膜をきちんと稼働させ、深い呼吸を鍛錬することはケガやトラブルの予防、そして競技におけるパフォーマンス向上にもプラスに働きます。

ボクサーがパンチを繰り出す瞬間にシュッ!と呼気を吐くように、ウェイトリフターがベルトで腹部を締め付け腹圧を高めるように、呼吸は体幹の安定に関与しているためにパフォーマンスの向上にもトラブル予防にも必須なポイントなのです。

ここ一番の勝負時に呼吸を乱したらどうなるでしょうか?それ即ち、苦戦か敗戦へと直結していくことでしょう。

関節運動と呼吸を一致させること

呼吸の重要性をご説明させて頂きましたが、呼吸を効果的にするにはどうすればよいのか!?それは運動と呼吸を連動・一致させることです。

例えば深く前屈していくとき、息をハーッと吐きつつ、身体を折りたたんでいくと呼吸を乱した状態に比べて深く関節の運動が可能になることがわかります。

無論、筋肉の硬結やもともと持っている関節可動域の柔軟性なども重要な要素として関節可動域の幅に関与してきますが、運動に呼吸をプラスすることでもう一歩先の結果や手ごたえを得ることが出来るでしょう。

不慣れなポーズやエクササイズで自分自身を追い込むとき、呼吸が止まってしまうケースがよくみられます。

それは当たり前に起こってくることなので、仕方がないといえば仕方がないことなのですが、一流を目指すアスリートたちには是非大切にしていただきたいポイントです。

呼吸の仕方ひとつでパワーダウンしてしまっているという事実があるのですから・・・。

高校ヨガ・戦国時代の幕開けか!?

このようにアスリートのパフォーマンスを引き出す呼吸力を養うことが出来るヨガは一流を目指す者たちにとって重要なものであることがわかります。

一流選手たちがこぞってヨガを取り入れていることにもその裏付けを感じて頂けることと思いますが、静岡においてどれくらいのチームが訓練にヨガを取り入れているのかというと、まだまだ普及の途上にあるというのが実態ではないでしょうか?

私見ながら、私はこの現状を静岡における高校野球界が次のステージへと移ろうとしている兆しなのではないかと考えています。

パラダイムシフトが起ころうとしている!

話がそれるようですが、現在ドリップコーヒーが飲めないコンビニは皆無と言って過言ではありません。しかし、一昔前はドリップコーヒーはスターバックスをはじめとしたカフェの独壇場でした。

そんな中、最初にコンビニで飲めるドリップコーヒーを始めたのはミニストップと言われています。ミニストップが店頭でドリップコーヒーを提供し始めるなり、急速に店頭でドリップコーヒーを供するコンビニは増え続け、今やすっかり当たり前になってしまいました。

コンビニで新しいサービスを導入する際の論点は「いつまでに出来るか!?」だそうです。即ち「やるか・やらないか」という論点がないのですね(実現を前提に話が進む)。ドーナツの取り扱いもそうでしたが、ライバル店に差別化されないように追いつき、サービスの拮抗状態を作り出すわけです。

その点、高校野球界におけるヨガはどうでしょうか。今はまだ選ばれし一部の選手しかその恩恵に預かっていませんが・・・高校野球にヨガの導入は当たり前!とでも言うようなパラダイムシフトの時はもう間近なのかもしれません。

最後に

今回は城南静岡高校様にお邪魔させて頂きましたが、さすがは高校生!ヨガ指導の飲み込みが早く、高度なポーズにも果敢にチャレンジしてくれたと思います。

かたや、【呼吸が浅い】【関節可動域(特に腰椎)が狭い】【体幹のバランスが不安定】なメンバーさんが散見されたことから、まだまだ伸びる選手たちであることを確信しました次第です。

それは言い方を変えると、彼らは自分自身の能力をキチンと発揮出来ていないということなのですが、今後伸びていく実力はさておき、最後にデモンストレーション的にあるアセスメントを行わせて頂きました。

以下のように片足立ちをするポーズをとる際にバランスが崩れてしまっていたメンバーさんにご協力頂いて実験を行ったのですが、手技による横隔膜と肋骨の調整(=呼吸の矯正)を行ったところ、直前まで崩れていたバランスが崩れなくなるなどの変化がすぐに起こったことを確認しました。

無論、軸足の関係もあるのですが、呼吸を整えるだけでバランスも整うことを実感して頂けたのでは・・・?と思います。ようは「君の力はこんなもんじゃない!」ということですね。

次回も全力でサポートさせて頂きますのでよろしくお願いします!!!