CQ-TX5500の真空管を交換してみた

ーオーディオの真空管を交換してみました。

その名もCQ-TX5500!

カーオーディオに真空管!?意外に思われた方も多いのではないでしょうか?

こちらパナソニック製の【CQ-TX5500】という製品なのですがご覧の通り中に真空管が入っているのが大きな特徴となります。

真空管が入ったデザインが何だかレトロで良いですよね・・・これ。わたくし、スチームパンク(※SFのサブジャンルのひとつ)とか好きなほうなので、この手のデザインに目がないのです。

真空管って振動に弱いんじゃ!?

・・・詳しくないのですが、真空管は振動に弱いらしいですね。

振動が原因で管内の電極配線が取れたり、ガラスにヒビが入ったり、最悪ガラス管が割れてしまうことがあるようです。

となると、カーオーディオに真空管を採用するなんて自殺行為じゃ!?と思いますが、それが案外と大丈夫なんですよね。

なぜかというと・・・。

軍用の真空管を採用!

真空管って戦闘機に採用されているような軍用のものがあるんだそうです。特徴としては通常の物よりも頑丈に作られているのだとか。

CQ-TX5500に初期装備されている真空管もJAN-5670Wという軍用グレードの真空管で、GE社という会社からリリースされています。

今回、私が交換用に調達したのもJAN-5670W。ちなみに1200円ほどで入手しました。

他に選択肢はなかったのか!?

今回はこの5670Wを調達しましたが、他にも【2C51】【396A】という真空管が互換性があるようです。

特に396A(WE/ウェスタンエレクトリック社製)音質が他の真空管と比べて良いようです。音がワンランク繊細になるのだそうですが、それを知ってか知らずが価格は10倍ほどしたり・・・(汗)

驚くべきは1950年代に製造されていた真空管という点。新しい物のほうが性能が良いとは限らない・・・のでしょうか???興味は尽きません。

なぜ交換に至ったのか!?

真空管自体、消耗品であるようですが、いかんせん交換のタイミングがよくわかりませんでした。

ところがですね・・・最近、CDを再生しているとなんか音がかすれるというか・・・。ノイズが入るというトラブルが発生しだしたのです。

この手のトラブルの原因として真っ先に考えるのがスピーカーのトラブルなのですが、スピーカーに関しては1年くらい前に変えたばかり。ウームなんだろう・・・と考えてみたのですが、もしかしたら真空管の劣化かもなぁ・・・と。

そんなわけで真空管の交換に挑戦してみました次第です。

早速やってみよう!

そんなわけで初挑戦となるカーオーディオの真空管の交換!

正直、トラブルの原因が真空管なのかどうか確証が持てなかったので、下手すれば真空管の無駄買いになってしまう恐れもありました。

オーディオの金属蓋を1.5のレンチ(百均にて購入!)でネジを回して取り外し。中に入っている真空管を台座ごと引っ張り出します。

基盤が外れない!?

いや~オーディオ本体から真空管が接続されている基盤を引っ張り出すときに悪戦苦闘してしまいました。

奥でコネクタで接続されているためか外すときに結構な力がいりますね(汗)

指でつまみづらい形状も手伝って、引き出せないことしばし・・・(10分くらい?)。

いやはや、一瞬どこかでロックされていて、ボタンとかを押しながら引き出さないと外れないのか!?と思っちゃいましたよ・・・。

実際はロックがかかっているわけではなく、つまんで力で引っ張り出すしかなさそうです。ウーム、もっとつまみやすい形状にしてほしいですよね・・・これ!

真空管を外すのにも一苦労!!!

ヤレヤレ、ようやくじゃわい!とオーディオから外した基盤にあとは新しい真空管をセットして作業は完了!と思いきや・・・。

真空管が基盤から抜けねえ。

うぬっ!・・・うぎぎぎ・・・なんだコレ!?抜ける気配すらねえ・・・(汗)

小さく真空管を左右に振るようにして引き抜いていくとようやく基盤から抜けてくれました。接続コネクタがあたかも植物の根っこかのよう。

基盤に屈曲するようなストレスを加えると基盤が割れたりして最悪な事態を招くため、なるべく真空管を接続する台座(黒いサークル状の部分)を支点にして引き抜きました。ヤレヤレ・・・。

けっきょく何が悪かったのだろう!?

新しい真空管に交換完了!のちオーディオに再セットし、「どうかな・・・」とハラハラしつつCDを再生。以前に発生していたようなノイズが入ることもなく、無事に再生できるように直りました。

となると、やはりノイズの原因は真空管の老朽化だったのかなぁ・・・と。あてずっぽで真空管の交換に踏み切りましたが、カンが当たっていたようでラッキーでした(´Д`)

交換後の真空管を観察してみたのですが、フト気が付いたのは真空管内に灯りがともっていること。

これ・・・トラブルが発生しているときは確か灯りが消えていたんですよね。

恐らくですが、老朽化によって何らかの原因で真空管内が電気的に動作していなかった?のかもなぁ・・・と。

今後は交換の際にチェックポイントになってくれそうです。

最後に

CQ-TX5500は真空管を使っているというデザイン的には素晴らしくもマイノリティなカーオーディオですが、この手の物が好きな方にはたまらないアイテムなのではないでしょうか?

かたやマイノリティゆえの苦悩というのが当然あるわけで、私的に懸念するのが「真空管が手に入らなくなったら!?」そして「入手が出来ても希少で高額だったら!?」ということでした。

ご紹介させて頂きましたWE-396Aのようなお高い真空管はありますが、軽くリサーチした感じ、蛍光管くらいの価格帯で、今のところ入手もさほど困難ではないようです。

真空管を搭載している点がデザインを含めて非常に魅力的ですので、末永く大切に使いたいカーオーディオですね。