脳と免疫系をつなぐリンパ管が発見される!

梅雨の候、皆様はお障りなくお過ごしでしょうか?

たまに治療院とは直接関係のないテーマのブログ更新となりますが、院長・野村が「お!これは・・・!」と面白いと思った&感動した話題についてもご紹介していきたいと思います!

さてさて、身体の健康を語る上で非常に重要な【免疫】というキーワードがありますが、その免疫に関わる大発見がアメリカのバージニア医科大学より発表されたそうです。

脳と免疫系をつなぐリンパ管が発見された!

これまで存在しないと言われていた【脳と免疫系を直接つなぐリンパ管】が発見されたそうです。

このことは医学書が書き換えられるほどの大発見だそうで、350年の時を経てようやく解明された謎とのこと!

長年の謎と矛盾

もともと【リンパ系組織が脳に存在しない】と提唱したのはOlaus RudbeckとThomas Bartholinという2人の研究者が1653年に発表した論文に端を発します。

両氏のリンパ系発見に関する論文によれば【体中にはリンパ系組織が張り巡らされているが脳には存在していない】と言われていました。

かたや【悪性リンパ腫】などのリンパ系組織が無いと起こりようがないはずの病気が脳で起こることがあるという【謎と矛盾】に長年多くの医学者たちは頭を悩ませてきたのです。

偶然の発見!

この【脳と免疫系を直接つなぐリンパ管】が発見されたのは全くの偶然で、もともとは【多発性硬化症】に関する調査を目的とした脳を覆う髄膜を観察していたときのことだそうです。

偶然、髄膜内にある血管の横に細い管を発見し、それが脳内には存在しないと言われていた【リンパ管】だった!という・・・。

この世紀の大発見をしたバージニア医科大学のJonathan Kipnis教授の研究チームは脳研究を飛躍的に進歩させる大発見をしたということでノーベル賞も確実視されているのだそう。

素晴らしいですね!!!

免疫と脳

実は僭越ながら私も【脳と免疫システム】という話題について以前から関心をもっていた事柄があります。

それは【自閉症やADHDなどの広汎性発達障害やダウン症と免疫システムが関係している可能性が指摘されている】という話を聞いたことがあるからです。

 果たして脳の発達と免疫システムはどのような因果関係があるのでしょうか?

自閉症と免疫システム

Reed Warren博士(ユタ州立大学)とSudhir Gupta博士(カリフォル二ア大学)が行った研究で、【多くの自閉症の子供が免疫異常性を持つ】、【血清IgAの数値が一般の人よりも低い】ことが報告されています。

IgA(免疫グロブリンA)は人体の中でも2番目に多い免疫と言われ、新生児においては消化管を細菌・ウイルス感染から守る働きを有しています(初乳中に含有)。

また、ダウン症候群にも免疫系の異常性との関係が指摘されているようです。

ダウン症候群と免疫システム

ダウン症候群は【21トリソミー】とよばれる21番染色体が過剰に存在する先天性異常が原因で発現します。

ダウン症児は亜急性白血病が30倍の発症率、 亜急性巨核球性白血病は200倍の発症率というデータがあり、それらはダウン症児における一番大きな免疫システムの異常として報告されています。

これは【スーパーオキシド‐1】という21番染色体の遺伝子によって調整されるべき酵素が適切に働かないことから起こる不具合だそうです。

ダウン症児は21番染色体が多いため結果としてスーパーオキシド‐1が増えてしまい、DNAや脂質にダメージを与える過酸化物の増加とブドウ状球菌やカンジダ菌のような微生物を破壊する物質の減少を引き起こしてしまうのだそうです。

 自閉症やダウン症に免疫異常の治療は価値ありか!?

ここで最も気になるのが免疫異常を治療することが自閉症やダウン症にとって福音となりえるのか!?】ということです。

 ここからは私見ですが・・・異常を起こした免疫細胞の過剰反応によって自分自身の細胞が免疫細胞の攻撃を受けてしまうのがいわゆるアレルギー症状ですので、仮に細胞膜にあるアセチルコリンの受容体(レセプター)にも影響があるのだとしたら中枢神経系にも何らかの影響があるかもしれません

レセプターはホルモンや神経伝達物質を受信したり排除しているところなので、そこが異常を起こした免疫によって攻撃されたり障害されずに済めば、きちんと働くことができるそうですよね。それは中枢神経系にとって決して悪い事ではないように思います。

余談ですが、免疫力を高める治療をしたところ、実際にダウン症児から色々な言葉が出るようになったり、自立心が芽生えてきたという実例もあるのだそうです。

最後に

【脳と免疫系を直接つなぐリンパ管】の発見によって、今後はアルツハイマーや自閉症までかなりの広範囲に渡る研究が飛躍的に進むと考えられているそうです。

知見も技術も日進月歩で進化していきますが、ますます今後の発展に目が離せそうにありませんね!

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