光線治療の歴史

ここではアーク光線療法の歴史についてご紹介します。

アーク光線療法は愛好者も多く、ご存じの方の中には昭和の頃から実践されていたという方もいらっしゃるほどです。もしかしたら「おじいちゃんやおばあちゃんの家にあった!」という方もいるかもしれません。

近年は紫外線の肌に対する悪影響ばかりがクローズアップされて、すっかり太陽光線は嫌われ者になってしまいましたが、もともと地球上の生命にとって太陽はなくてはならないものですし、私たち人間の体にも【太陽光線】が必要なのです。

古くは【日光浴】という形で太陽光線を用いた病気の治療が行われてきました。その歴史は意外と古く、西暦1377年にヨーロッパ全土を襲ったペストの大流行の際に、日光消毒を悪疫の蔓延を防ぐために人々が行ったという記録もあるようです。

近代においては18世紀の中ごろにオーストリアに日光療養所が開設されるなど、太陽光線の持つ人体への治療効果というのは古くから認知されてきました。

そんな太陽光線の恩恵を人工的に再現することに初めて成功したのがNielsFinsen/ニールス・フィンゼンです。フィンゼンは世界で初めて太陽光線と同じ連続スペクトルを強力に放射するカーボンアーク灯フィンゼン灯)を開発しました。

フィンゼンはそのカフィンゼン灯を用いて、当時は不治の病とされていた【尋常性狼瘡じんじょうせいろうそう)】を治療することに成功したのです。

 (※尋常性狼瘡とは:結核菌が皮膚を侵し、組織を破壊した結果、まるで狼に咬まれたような傷になることからこの病名が付けられた)

その後、1899年には原因不明の奇病とされていた【くる病】に日光療法で治癒することが発見されたり、1958年には新生児重症黄疸光線療法が効果がある事が判明するなど、次々と新しい発見、そして発展を遂げてきました。

この素晴らしい光線療法が日本に入ってきたのは昭和初期の頃だそうです。一般家庭でも使える簡便な家庭用光線治療器【ジュピター灯】が登場し、光線療法は家庭内療法として活用されるようになりました。

あなたがおじいちゃんやおばあちゃんのお家で見たのはこの【ジュピター灯】かもしれませんね。

そこからさらに進化したアーク光線療法はコンピューター制御で安定した人工太陽光線を照射できる最新の光線療法器なのです。

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