象鼻杯の酒と花香茶

うお盆も終わりですね。

2017年のお盆シーズンも本日で終わりを迎えますね。皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。

私は通常通り業務していたためにお墓参りにも行っておらず・・・。また行かないとなりませんね。

さてさて、寺院へ赴くと装飾を含めてよく見かける蓮の花ですが、仏教では極楽浄土に咲く花とされる以外にもいろいろな一面があるようですね。

古人は蓮の花が開く時期になると池に船を浮かべて開花を目で楽しんだり、船上にて酒宴を設けたりしたようです。

その際に嗜まれたのが【象鼻杯(ぞうびはい)】という趣向。蓮の葉を杯にして長い茎の先端から滴る酒を飲み楽しんだのだそう。

蓮の葉っぱ自体が【ロータス効果】といって水をはじく性質があるのに加えて、葉の中央には穴(気孔)が開いているため、葉に注いだ酒がまるでストローのように茎の内部を通って喉へと至るわけです。

どのような効果があるのかこればかりはやってみないとわからないが、酒を嗜まない方にして「象鼻杯の酒はたしかに旨い」と言わせるほどであるとか!?なにか香りが付くのですかね・・・???

個人的に興味深いのが【花香茶】なる趣向。 一日目の花の中に懐紙などに包んだ茶葉を入れておき、翌日に花粉が破裂して香りを出した後に茶葉を取り出す。それは驚くほどの残り香だといいます。下戸の私でもこれは楽しめそうな予感。

こうした貴族的な嗜みって私のような無粋な者とは縁遠いですが、機会があれば体験してみたいですね。