同級生の墓参りに行ってきました。

級生の墓参りに行ってきました。

高校来の友人たちに誘われてかつての同級生(以下、H君)のお墓参りに行ってきました。H君が亡くなったのはもう15年は前のこと。当時大学生だった私は急な訃報にただただ動揺したのを覚えています。

「悲しい」ではなく、「納得いかねぇ!なんで俺と同じ年のあいつが死ななきゃならない!?」という気持ちでいっぱいになったのを今でも覚えています。しかしながら、当時は北海道在住の学生の身。駆けつけることもできず、実に十数年越しに彼の墓前に祈りを捧げることができました。

墓参りは良く晴れた土曜日の午前。これまた高校来の友人であるユータくんの運転でH君のお墓のある藤枝へと赴きました。H君のお墓参りは私は初めてだったこともあり、「みんなは行ったことあるんだよね?悪いけど任せるわ・・・」と連れて行ってもらうことに。

「アイツのお墓どこだっけ?」

「確かここらへんだったよな・・・?」

「ああ!ここだここ!!!」

「お~確かこんな景色だったよな!?」

「アレ!?ここ違わね!!??」

「どこだよ・・・」

こんな会話を繰り返しつつ、探すこと数分。ようやくH君の墓前に立つことができました。

花崗岩というのでしょうか?ほんのりピンク色かかった墓石にはH君の名前の一文字が彫り込まれています。

「あ~ここだ間違えない」

「何年か前もこんなんだったよな・・・」

と、思い思いにH君の墓石を磨いたり、落ち葉を払ったり。特にH君の親友だったK君は熱心に掃除してたな・・・・。

昨年の暮れに皆で忘年会をやった時にちょうどH君の話になったんですよね。

「K!お前Hとは仲良かったよな~」

Kくん「そんなことねえよ!どっちかつーとアイツと俺は天敵みたいなもんで・・・。朝に教室入ったらまずするのがお互いに殴り合うことだったからな!」

「あ~それは毎朝の恒例だったよね」

Kくん「全くあいつはなぁ・・・(苦笑)・・・・でも・・・俺アイツがいないとつまんねえんだよな・・・なんか・・・」

こんなやりとりにKくんのHくんに対する気持ちがすごく伝わってくるような気がして心に沁みたんですよね。

そんなことを思い出しつつ、Hくんのお墓をきれいにすることしばし。そうしたらですね・・・。

「ごめん!そこ違うお家のお墓!!!」

と苦笑いするユータ君。何と違うお家のお墓をきれいにしていたという・・(汗)

「オマエラ本当に前に来とるんかいっ!!!」と爆笑でしたね・・・。たぶん数年前も仲間たちは同じ間違えをしたのではないでしょうか(苦笑) ちなみにH君のお墓は右斜め後ろにありました(笑)

ようやくH君のお墓をきれいにし始めると不思議なことがあったんです。Hくんの墓石の上に一匹のカマキリがとまったんですよね。

みんな同じことを考えたんじゃないでしょうか。誰ともなく

「お~アイツ出てきたぞ!!!」

なんて声が。

ちなみにお花とか誰も持ってきていません!(笑) かろうじて私が持参した線香で締めにご焼香することになりました。

線香のパッケージを外すも線香の束をまとめている紙テープがうまく外れず・・・。折れちゃいそうだったので目の前にいたKくんにテープを外してもらうよう依頼。テープを片っぽ外すと「とりあえず火つけちゃおうよ」とKくん。

「アイヨ」と私が火をつけると、線香を各人に配分するのかと思いきや・・・束まま香炉にイン!!!

「え・・・マジ???」となっている私をしり目に「はい、それじゃあ合掌合掌!!!」と男たちの何とも大雑把な墓参りは終了したのであります。

・・・・ウーム、これ・・・Hくん「オマエラなぁっ!!!」と草葉の陰で苦笑しているでしょうね・・・。でも何だかこういうのが返って高校生の頃の私たちっぽいよなぁ・・・と。

ささやかな疑問として「私が死んだときに私の墓前に花を手向けてくれる人はいるのだろうか?」とフト思うことがあります。

でもきっと彼らは来てくれるんでしょうね。

みんないつもありがとう。また会いやしょう。