5月病より怖い6月病

回は5月病よりも怖い!?と言われる6月病について取り上げたいと思います。

5月病とは何か!?

まず”5月病”についてですが、けっこう有名な言葉になってきているのでご存知な方も多いかもしれませんね。

5月病とは4月の新年度突入とともに入学や就職などの環境の激変にさらされた人がしばしば訴える気分の落ち込み不安感無気力を主訴とした精神的な症状の総称で、病名的には【適応障害(てきおうしょうがい)】いいます。

余談ですが、5月病のことを英語ではMay (Spring) bluesとかMay (Spring) depressionと言われ、こういった連休明けや環境の変化から生じる適応障害を呈するのは日本人ばかりでないことがわかります。

(※適応障害は英語でAdjustment disorder)

適応障害とは!?なりやすい人の特徴とその症状

適応障害(Adjustment disorder/AD)とは、【ストレス因により引き起こされる情緒面や行動面の症状で、社会的機能が著しく障害されている状態】と定義されています(ICD-10の診断ガイドライン参照)。

抑うつや不安感、焦り、緊張などの症状の他にも、不安が高まり緊張が強くなると、動悸、発汗、目まいなどの症状がみられることもあります。

適応障害に陥りやすい人の特徴として、【完璧主義】【真面目】【プライドが高い】といった性格特徴があるようです。

5月病よりも怖い6月病とは!?

それでは6月病とは一体どのようなものなのでしょうか?

結論から言うと適応障害がうつ病に進行してしまったものが6月病と呼ばれる病気の正体です。

適応障害についてはストレスになる原因(ストレッサーと言います)から離れると症状が改善することが多いのですが、うつ病についてはストレッサーが無くなっても気分が上向かず、憂うつな気分が持続的に続くため、より深刻な病気と言えます。

きちんとした統計学的研究は進んでいませんが、この厄介な6月病が近年増加傾向にあるのでは?という意見の専門家もいるようです。

適応障害の治療について

5月病(適応障害)と6月病(うつ病)の治療法について以下にご紹介いたします。

①環境調整(ストレッサーの除去)

②認知行動療法やカウンセリングなどの心理療法

③薬物療法

適応障害の場合、上述の①からスタートし、場合によっては②、③とステップを進めていきます。

かたやうつ病については③と①は絶対で②がそれに続きます。

気分の落ち込みや無気力状態があまり長く続くようであれば要注意なので、あまり放置せずに必ず医師に相談しましょう。

最 後 に

私見ながら、身体のコリや痛みを除去することで積極的に元気を取り戻すことは適応障害やうつ病の改善にとってプラスの効果があるように感じています。

かつて精神科や心療内科でカウンセラーをさせて頂いていた当時、うつ病の患者さんが必ずと言ってよいほど肩首のコリや身体の疲労感・倦怠感を訴えるのを見て、「病院の中でマッサージを受けて身体を楽にし、午後は明るいテラスにでも出てお茶を飲み、くつろいだりしたらもっと調子がよくなるんじゃないかなぁ・・・」とよく考えておりました。

かの精神分析療法の創始者シグムンド・フロイトも心的装置(下図)にて描いていますが、身体から湧き上がってくるエネルギーが心に充填されてくると考えていたようです。ようは身体が元気になってこないと心も元気になってこないのでしょうね。

心の分野の治療から身体の分野の治療へと専門を拡げてきた身として、適応障害やうつ病に苦しまれている方々のお役に少しでも立たせて頂くことが私の望みです。

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